2014|日本|114分|HD|カラー
(c)ドキュメンタリージャパン、ビッグリバーフィルムズ
監督:舩橋淳 テーマ音楽:坂本龍一「for futaba」
撮影:舩橋淳、山崎裕 音楽:鈴木治行 プロデューサー:橋本佳子 配給:Playtime

福島第一原発事故により避難を強いられている、福島県双葉町を追ったドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』の続編である。第一部は、埼玉県加須市にある旧騎西高校へ全町避難をした後9ヶ月を追ったものであり、第二部はそれ以後から現在までの約3年間を記録する。歴史に翻弄された土地、そこで暮らしてきた人々の立場を克明に映し出し、目に見えないものが消失していく様と、原発行政がもたらした矛盾を描く。
http://nuclearnation.jp/jp/part2/

舩橋 淳 ふなはし・あつし
1974年大阪生まれ。デビュー作『echoes』(2001年)が、「アノネー国際映画祭」(仏)で審査員特別賞と観客賞を受賞。第二作『Big River』(2006年、主演:オダギリジョー)は、「ベルリン国際映画祭」「釜山国際映画祭」でプレミア上映。ドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012年)は国内外の映画祭で上映。劇映画『桜並木の満開の下に』では被災地を舞台に物語を展開し、ジャンルを越えて、震災以降の社会をいかに生きるかという問題にアプローチしている。